型枠大工のコツ(クイックアップ工法)
今回はクイックサポート(クイックアップ工法)を説明したいと思います。
我々が昔からよくパーマネント工法と言ってマンションなどでコンクリート打設時に直サポートを突いておき、3日から、4日後に直下階のスラブ材を解体し転用するというのがありましたが、最近はOKしてくれるゼネコンが少なくなりました。
ゼネコンから見てもメリットが余りないので(型枠業者はありますが)わざわざ計算して許可取ってまで!
てな感じでした。が最近噂になっているクイックアップ工法を試してみることとなりました。
まず、クイックアップ工法の業者から指示された場所に(ひとスパンに4本くらい)強力サポートで直サポートをコンクリート前にセットします。前もってその場所のベニヤは200角に切っておきます。
コンクリート打設後きかせてOK
片持ちの階段やバルコニーもOK
コンクリート打設後4日以降に直サポート以外を解体します。
パーマネント工法と同じです。
スラブ材を全て直上階へと転用します。
下階の部屋内に強力サポートが4本残ってるだけなので、直ぐに墨出しして仕上げ工事へと移行できます。
仕上げ工事が2週間早める事が出来るのでゼネコンも乗り気の所が多い様です。く
自分達は材料を持ってないので、材料は関係ないのですが、材料上げの手間やフロアーの管理が大変楽になります。
階段まで解体できるとは、オドロキ!
賢い、凄い、高い、?
(2017年10月5日)