型枠大工のコツ、段差枠編
今日はスラブ上での段差枠(浮かし型枠)の北村工業でのやり方をまとめてみました。
今回の床段差は100です。
まず、100の枠を作りスラブ筋の当たらないところへポリバタを釘止めします。
ひっくり返し、定位置にセットします。
段差上のスラブ筋、又は梁筋のスターラップの位置に穴を開け、余っている適当な長さのセパに片方だけピーコンを付け、枠に付けます。
通りを合わせ、インパクトに17のソケットを付け、セパと鉄筋を固定します。
昔はスペーサーをかまし、番線やppバンドで固定したり、ガッツで固定したり しましたが、これが一番良いと思い使用しています。
またこの様に、セパの短い所で固定すると、枠の浮き上がり防止にもなります。
長いセパでも大丈夫!
金物の値段は張りますが、手間と後処理の事を考えれば、安いものです。
どうでしょう?
今まで型枠大工のコツを色々書いてきましたが、良いな!と思った事があれは、ぜひマネしてみて下さい。
因みに私の場合は、100%マネです。
これからも色々書いていこうと思います。
日本の型枠が世界一だと思っているので!
(2014年12月19日)