型枠大工のコツ、拾い出し(展開プロ)の順番編
今日は私がここ数年使用している拾い出しソフト、展開プロの最も効率のいい(自分なりに)やり方をザッと説明しようと思います。
まず、自分は施工図を右手にjwcadでオリジナル施工図を書きます。
線は壁柱は白、梁は黄色、開口は赤と言う風に!
そうすれば、データーチェックや線の変更などが不要だからです。
面倒くさい現場などは、組みからメールで送ってもらい使用する場合もあります。
図面が書き終わったら入力です。
まず、マニュアル通りに梁、スラブ、取り合い、開口、根巻き、セパ、目地、スリーブと入力していきます。
入力が終るといよいよ仕上げです。
まず、仮に壁一枚、展開して穴の高さを決めます。
縦方向いくつ、横方向いくつと言う風に決め、記憶させます。
これで、x方向と、y方向のセパ穴の間違いはありません。
続いて開口ツールのセパの入力です。
次には梁ツールのセパです。セパの入力後、仕上げに貼り付けるのではなく、セパの書き込みをして次のセパを入力します。
壁ツールの展開の順番は、まず梁のある方から、内部外部、は内部から外部は最後にします。
なぜかと言うと、外部には多種のセパが着くのと、スラ引きがあるので、後回しにします。
番付けは自由ですが、自分は部屋ごとに①②と付け、壁、柱の面ごとに1-1、1-2と時計まわりに番号をつけます。
最後は、壁、梁、開口ツールでまとめたものを、仕上げツールに張り付けていきます。
セパ穴の寸法、項目、
積算で定尺パネルの集計と、
ベニヤ板寸法の集計(ベニヤを割く時便利)を張り付けて
完成です。
(2014年11月1日)