型枠大工のコツ、スラブ貼り編
今日は、スラブのベニヤ貼りのコツをブログします。
スラブの、ベニヤを初めて張るときは、どうやって貼るのか、またどっから貼っていいのやら、分からないと思います。
型枠大工の仕事とは、適当にやることは何一つありません。
次にやること、やる人のことを考えてやらなければいけません。
まず、何処からでも良いですから、貼りやすいとこから仮止めし、貼り始めます。
それで、ベニヤをつないでデカい一枚のスラブを作ります。 次にそのデカいスラブを釘で止めて行くのですが、ここでコツです。
まず、一番始めに止める所は、長手の壁、叉は長手の壁の上の梁側です。
何故かというと、長手の壁、梁側はもう動かすことが不可能だからです。
その他の柱や独立の梁側、袖壁などは、下に降りチェーンで引っ張れば、いくらでも調整可能です。
貼りやすいからといって、独立の梁側などから貼り始めると、柱、梁側、スラブと全部引っ張る、ハメになります。
最近は、安いベニヤを使っているため、カネが悪く思ったようにベニヤが貼れませんが、カネの悪い分、間を開けるなどして、上手く貼りましょう。
(2014年7月15日)